kaboTYA’s diary

日記系です

何かあるかなぁ?

特別お題「今だから話せること

今だから話せることってなかなかないですよね。

 

 

まだ人生20年ぐらいしか生存してないので面白いお話ってあまりないんですよね。

 

 

そんな人生謄本の巻数があまりない私が話せることといえば、そうですね、皆さんは厨二病なるものにかかったことはありますか?

 

 

厨二病というのは文字から分かる通り、かっこいい病です!と言いたい気持ちでいっぱいだったと思います。あの頃の自分は笑。

 

 

私は厨二病かっこいい病だと思っていました。

 

 

病気にかかることは嫌だったのですが、この病にだけはかかりたいと思っていました。

 

 

馬鹿な話ですよね笑

 

 

でも、考えてみてください

 

だって右腕から龍が出てくるんですよ。

 

 

右目には暗黒眼が隠れているんですよ!

 

 

小学生の時の習字セットに龍の紋様が描かれてあるものがあったのですが、真っ先にそれ選びたくなりましたよね?

 

 

 

そんなものに憧れた時期は少なからずあったと思います。

 

 

それを自在に操れるようになったと感じた時に厨二病は発症すると思っていました。

 

 

だから私は毎日と戯れるためにドラゴンボールを見ました。

 

 

 

 

 

 

そうしたら今度は手から気弾を出せるのではないかと思いました。

 

 

 

もちろん空を飛ぶ練習もしましたよ。

 

 

 

あの頃の私は無敵でした。

 

 

 

しかし、事件は起きました。

 

 

 

あの時もいつものように空を飛ぶ練習をしてる最中でした。

 

 

 

公園で練習していたのですが、その公園に私の好きな子が友達と遊びに来たんです。

 

 

 

びっくりしました。

 

 

 

どうにかして話したかったので宇宙人でも攻めてこないかなぁと思ってました。

 

 

 

 

可愛い妄想ですよね。

 

 

 

 

今考えればテロリストぐらいが現実味ある妄想です。

 

 

 

あの頃の私は、早く自分の中に眠っているを見せびらかしたかったんです。

 

 

しかし、私のこの燃える思いとは裏腹に

特にそれ以降何もないままカラスがカーカーと鳴く時間になりました。

 

 

 

今にして思えば、私はきっかけが欲しかったんだと思います。

 

 

 

何か面白いきっかけがあれば話せるんじゃないかって、

 

 

 

 

でも実際私はあの子の笑顔が見れればそれでよかったのかもしれません。

 

 

 

 

あの子はいつも泣いていたんです。

 

 

 

 

理由はよく分からないのですが、何か怖いことがあったと聞いていました。

 

 

 

あの子が笑えるように私は必死に努力しました。

 

 

 

 

笑えるようになったあの子を見て、私も安心したのでしょう。

 

 

 

 

あの子が帰る時に私は肩をちょんちょんしてその時の気持ちを素直に伝えました。

 

 

 

 

「ど、ドラゴンボール、い、一緒に集めない?」

 

 

 

 

 

「どらごんぼーる?」

 

 

 

「ダ、ダ二イイツツ

 

ででえーーーん

 

 

あの時の私の気持ちは岩盤に打ち砕かれました。

 

 

 

中二病で思い出に浸ろうとしていたのですが、ドラゴンボールが私の人生の一部だったということに改めて気づかされました。

 

 

 

 

今、ドラゴンボール好きな人ってどれくらいいるんだろうか??