kaboTYA’s diary

日記系です

私の一番古い記憶

 

私の人生で一番古い記憶…

を考えて見たものの、どれもあまりにも昔すぎて「どれが一番古い記憶なのか分からない」が正直な感想なのだが、一番印象深く残っている記憶をここでは紹介しようと思う。

私は子供の頃によく、母親から「早く寝ないとお化けが出るぞ」と言われ育ってきた。当時はもちろん今も私はお化け親交派なのでその言葉を聞いて別に、怖がるような思いなどはしなかった。そんなある日のことである。

時刻までは覚えていないのだが、子供だからきっと早く寝ているはずなので8時と仮定しておこう。まぁ仮定する必要もないのだがね。いつものようにお布団に入り、羊を数えていた時である。

明らかになまはげのような鬼の顔をしたものが私の部屋の前で立っていた。いくらお化け親交派といっても怖いものは怖い。極力目を合わせないようにしていたのだが子供は好奇心の塊だ。見てみたいという思いが強くなり、薄目で何とかその鬼を見ようとした。

実際の身長はさほど大きくないと今にして思うのだが、当時は鬼の放つ威圧感のせいでどうにも大きく見えてしまっていた。早く父親に助けを求めたかったが声が出ない。どうしよう、どうしよう。

少しずつ鬼が近づいてくる。私は金縛りにあったかのように身体を動かすことが出来なかった。何とか目だけは合わせないようにしたのだが、私の目は吸い寄せられるようにして鬼の目を見てしまった。その鬼は私の内なるもの全てを見透かすような目でこちらを見てくる。鬼の口が動き出す。

 

「この………………このテストはどういう意味だい……?……」

 

私は逃げられなかった…………

ごめん母さん、鬼呼ばわりしちゃった。

しかも昔の記憶じゃなくて最近やん……

 

初投稿がこんなのでいいのだろうか

まぁ書きたいことかけたのでありがとうございます!

せんきゅ